「今回のは俺、知ってるぜ!『フェイス/オフ』だろ?ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの。」
「ええ、夕べTVでやってましたもんね(笑)。香港の人気監督ジョン・ウーのハリウッド進出第3弾。
『男達の挽歌』『MI-2』と並び称される彼の代表作です。精巧な顔面移植手術シーンと、
皮膚組織を剥きだしにしたまま煙草を吸うケイジの怪演は圧巻でしたねえ(嘆息)。」
「・・・そこが一番印象に残ってるヤツってあんま居ないと思うけど(--;) ・・・テロリストの愛人役の、ジーナ・ガーションだっけ?
俺好きなのよ、ああいうお姐さん。色っぽいだけじゃなく、凛と一本筋が通っててさ。
アジトを襲撃されて、子供を脇に抱えて闘いながら逃げるシーンとか・・・」
「怖がらせないように、息子にヘッドホンでずっと「Over the rainbow」聴かせてるんですよね。
『ショーガール』では全裸で踊り、『バウンド』でズーレーのヒットマン演ってた人がね〜っ。
あの人、猫さんと誕生日が一緒なんですよ、歳は上だけど。」
「・・・人がせっかく感動的な話してやってんのに・・・そういえばさっ。
「face-off」って言葉には、「対決」って意味があるんだってな。
俺とお前のタイトロープな関係、よく解ってんじゃん、猫にしては。」
「字幕では文字通り「顔を剥がす」って訳してましたけどね(笑)。でもって交換するんでしょ?
あんまり気が進まないなぁ。悟浄が僕の顔、僕が悟浄の顔じゃ、やりにくいですよ色々と。
第一、三蔵に浄八と勘違いされるじゃないですか。」
「・・・いったい何をやるつもりなんかい(-_-;)・・・」
「それとも試しにちょっと交換してみます?ニイ博士辺りに相談してみれば・・・」
「え、遠慮シトキマス(こいつ本当にやりそうで恐い)・・・
そっ、そういえば先月、来日してたろ?ジョン・ウーとニコラス・ケイジ。
猫の知り合いが記者会見に行って来たって・・・」
「おや、よく知ってますね悟浄。ええ、新作「ウインドトーカーズ」の公開に先駆けたんですよ。」
「へへ、任せとけって(この間CSでたまたま特集観たばっかなのよ)。なんだ、こいつ映画俳優だったのかと思ってさ。
俺は今までケイジって、てっきりパチンコ屋の親父なのかと・・・」
「・・・sa○kyoのCM憶えてたんですね・・・殺されますよ、猫さんに。
という訳でジョン・ウー&ニコラス・ケイジ最新作、
『ウインドトーカーズ』は8/24より、全国松竹・東急系にてロードショーです。」
「もしかして、それを言うのが今回の目的・・・?」
「まあまあ。」
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え?、どんなポスターだったのかって?
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