(あ〜あ、儲けて誕生プレゼント買って帰るはずが、すっかりスッた上に遅くなっちまった。
まぁた八戒が
ドレス着て待ってたらどうするよ(--;)([地球に墜ちてきた八戒]参照)
・・・って、流石の管理人もTOP裏で
二度は同じ手使えね〜ってか?

取越苦労するよりも、さっさと顔見せちまうに限るか・・・ここは思いきって
元気に挨拶だ!)


(ガチャv)「(ドアを勢いよく開き)よっ、今帰った・・・ぞ?!(再びびくぅっv)」

「あ・・・悟浄。お帰りなさい・・・(ぼんやり)」

「どっ、どしたの八戒、そんな遠〜い眼をして。
つか、
何よその着ぐるみ。遊園地でバイトでもすんの?!」

「ああこれ・・・町内会長さんからの誕生祝いなんですよ。
商店街でお会いしたら誕生日の話になって、
『あんたの眼の色にぴったりの衣装があるからプレゼントするよ』って・・・」

(衣装・・・には違いないか・・・)で、それ着て帰ったんですか?あぁた(--;)」

「まさか(フッ)。ビールと一緒に届けてくれたんです、配達の方が。
でもあんまりですよね。
これ、この間まで
大売り出しの時に使ってたやつですよ?」

(あの親父!粗大ゴミは処分に金がかかるもんな・・・)とかいいつつ、
しっかり着てみるお前もどうよと思うけど?」

「だって勿体ないじゃないですか!意外と着心地はいいんですよ。
近頃、夜は冷えますし。」

(こいつ、実は気に入ってるんじゃねーの?
だったらここは一つ、フォローしてやらないと・・・)
へ、へえ?いーじゃん、案外似合ってんぜ。
なかなかお茶目でプリチィだ。」

「・・・本当に?(かなり疑わし気)」

「ほっ・・・ほんとぉですが?
(ちょっち怯むv)」

「ああ、よかった(悦)。実は悟浄のも戴いちゃったんですよ。
たまにはペアルックっていうのもいいですよね?」

はあぁ?!ペアルックってぇと、まさか俺もゴ○ラに・・・」

「いえ、貴方にはやはり赤の方が似合いますから。ほら、これv」

ピグ○ンかい(ToT)・・・こ、今夜は疲れてるからさ。
明日着てみるわ、ア・シ・タ。な?」

「・・・本当に似合うと思ったんですよね?」

「お、思ってます・・・けど・・・」

「だったら、ほら(と真っ赤な怪獣着ぐるみを差し出す)」

「ちょっ、ちょっと待った(^^;)」

「ほら、早くv」

「・・・・(-o-;)・・・・」


赤と緑の怪獣コンビといえば、
普通はガチャ○ンとムッ○だろうとか。
まもなく秋が深まって、八戒がヴァレンタインに編んでくれた
お揃いの名前入りセーターを着せられて行楽に出かけるのと、
どっちが精神的に楽だろうとか。

悟浄は次第に混濁していく意識の中で、真っ赤な塊を手にした緑色の怪獣が、
自分の視界を完璧に塞いでいくのを感じていた・・・



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さて、どんな気ぐるみだったのやら。
気になる方はこちらで御確認下さい。

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